マクドナルドのクーポン戦略

マクドナルドのクーポンはインターネットで無料でダウンロードできる。
これについては日本マクドナルドの巧妙なマーケティングが有名だ。

日本マクドナルドは国内でもいち早くPOSレジを導入して
リアルタイムに店舗売上を本部が把握し、店舗の材料発注を効率化
するなど、情報活用には余念がない。

その中でインターネットでのクーポン券発行は、ユーザー動向を管理
するマーケティングツールとしてうまく活用されている(らしい)。

マクドナルドのHPのクーポン発行ページに行くと
期間限定商品のセットやサイドメニューの割引券など
マクドナルドで使える様々な種類のクーポン券が紹介されており、
ほしいクーポンにチェックを入れるとクーポン券が画像として表示され、
それを印刷して店舗に持って行けば、通常のクーポン券と同様に使える。

顧客の側からしてみればこれだけのことだが、
これはマクドナルドにとっては、これは単なる集客ツールではなく、
いつ、何人が、どのような所からマクドナルドのHPに接続し、
どのような順でサイトを閲覧したかというアクセス情報から
マクドナルドのホームページに来た人の何人がクーポンページを見たか
その内の何人が実際にクーポン券を入手したか、
どのクーポン券が人気があったかなどの情報が解析できる。
しかも店舗のPOSレジの記録と照合させて
クーポン券を入手した人のうち何人が実際に利用したか、
その時に同時にどのくらい買い物をしたかなども集計可能だ。

マクドナルドのクーポン券、なかなかにバカに出来ない。
ただし、今のマクドナルドのHPはクーポン発行ページが
わかりにくくてお手上げだと思う。

マクドナルドクーポンで経済学

マクドナルドのクーポンで学問してみる。

1つの店で同じモノを買うのに、高い値段で買う人と安い値段で買う人がいる。
マクドナルドの場合、クーポンを使うか使わないかで、この現象が起こる。

この状態を一物多価という。

スーパーの安売りであれば、その日そのスーパーに来た人は全員
その安売り商品を同じ安い値段で買うことができる。(売切れ御免だが)
いつもの高い値段で買うことは原則できないし、安売りの日にわざわざ
高い値段で買いたい人もいないだろう。

一物多価の状態であれば同じ店で同じ日に同じ商品を、高く買いたい人は高く、
安く買いたい人は安く買っていく。

同じモノを高く買いたい人なんていないだろう?と思いきや
マクドナルドの店頭を眺める限り、いくらでもいる。
マクドナルドクーポンを使わずに利用する人があまりに多いので
一体何事かと思うほどだ。

一物多価、不公平なものだと思う。

マクドナルド利用者にとってはクーポンが一物多価の身近な例だが
同じことは航空券などでも発生している。
同じ飛行機の同じランクの座席に、例えば3万円(定価)で航空券を
購入して座っている人と格安パックツアーなどで実質1万円以下の値段で
座っている人が混在していることもよくあることだ。

全員に同じ値段で売るとすると、安く買いたい人にとっては割高に感じられて
買わなくなり、安く買うことに興味がない人には安く売ってしまうことにも
つながるので、全体としては利益が減ってしまうのだろう。

一物多価、奥が深い。

買い方を工夫すれば同じ商品を安く買えるという仕組みは、
賢い消費者の基本行動だろう。
まぁ、クーポン券があったとしても「賢い消費者」があえてマクドナルドを利用するかという点はともかく。

マクドナルドの紙クーポンの危機?

マクドナルド紙クーポンはいずれ廃止される?

マクドナルドでは@MCクラブ(アットマッククラブ)というインターネット
会員を集めているが、これもマクドナルドのマーケティング戦略の一環。

マクドナルド利用者の詳細なパーソナルデータを収集し、
マーケティングのデータ精度を上げる意図がある。
こうした「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」の実現によって
利用者の好みに合わせた新商品情報の分析ができ、マクドナルドに
行こうかなと思うタイミングで後押し情報が提供できる。

更に今度はNTTドコモとの業務提携により、「iD」、「トルカ」
の導入予定が発表されている。
マクドナルドがモバイル・携帯の世界に力を入れていくということだ。

日本マクドナルドの原田氏のインタビューでは
Eマーケティングでのインフラ整備に一層力を入れていくとか。

その中で出てきたマクドナルドのクーポン戦略の話題。

マクドナルド新聞折り込みクーポン街頭配布クーポン
現在年間で3,000万枚も配布されているらしい。
その配布にかかるコストはどれほど大きいだろう。
しかも実際にクーポンを発行するまでには、実は数ヶ月単位での
準備が重ねられているという話だった。

原田氏はこのクーポン配布形式を「スピーディな展開には向いていない」
として紙クーポンから電子クーポンへの移行を推進するようだ。
マクドナルドのクーポン戦略の今後が気になるところ。

マクドナルドのクーポン戦略2


マクドナルドの紙クーポンについて考えてみた。
以前読んだ日本マクドナルドの原田氏のインタビューを思い出す。
原田氏的には、Eマーケティングのインフラ整備重視
紙クーポンからオンライン電子クーポンへの移行の推進
これによるスピーディなマーケティング展開を目指すとかいう内容。

マクドナルドの店頭で、マクドナルドのクーポン券を使っているお客さんを
あまり見かけない理由を考えたときに思ったことがある。

単純な話、クーポンをよく配布している地域にあるマクドナルド店頭では
クーポン券を使うお客さんが多い、クーポンをあまり配布していない
地域にあるマクドナルドでは、クーポン券を使うお客さんがいない
それだけの話か!?と。(←携帯クーポンの立場ゼロ!)

万が一にも、それだけの理由であったなら……
日本マクドナルドの原田さん、ちょっと方針を見直したほうがいいのでは?

余計なお世話と言われるのがオチだろうが
ご立派な方針を立てたとしても、そもそもマクドナルドのホームページで
オンラインクーポンがダウンロードできるということの認知度が低すぎれば
携帯会員向けの携帯クーポンの認知度が低すぎれば
インターネットでのスピーディなマーケティング展開以前の問題では?

同じ買い物するなら定価で(高く)買ってほしいという気持ちと
板ばさみなんでしょうかね?
一物多価をどう捉えるか、微妙なところ。

再び経済学?

日本マクドナルドはクーポン戦略をどう捉えているのだろう?
素人考えでは
どうせ同じ買い物するならば定価で(高く)買ってほしいのだろうと。
だからマクドナルドではクーポンの存在は大々的に宣伝されることはないのだろうと。

マクドナルドといえば、広告宣伝については結構金をかけて
力を入れている気がする。
えびちゃん(蛯原友里)を使ったえびフィレオなんて
たった1つ(2つともいう)のメニューのために蛯原友里を起用する
なんて、マクドナルドさん、広告費をペイしているのか気になるところ。

では、マクドナルドがCMでクーポンについて宣伝することは?

マクドナルドの携帯クーポンについては、無料とはいえ会員登録が
伴うものなのでたとえ宣伝したからといって会員登録&クーポン利用に
つながるかは確定的とは言えないが、マクドナルドのHPにさえ行けば
いつでもオンライン割引クーポンがダウンロード可能ということが
大々的に知れわたれば、さすがにこれだけインターネット環境が整って
いる時代、マクドナルドのクーポンの利用者は今より格段に増えるはず。
(実際自分の周りでもほとんど知られていないわけで)

そうなるとマクドナルドはクーポンによって1品目あたりの利益が
下がってしまうだけに、クーポン券利用の割引による利益減と
クーポン券利用による客足の増加、バランスを考えた戦略が必要になる。

トップページ以外へのリンクを嫌っている日本マクドナルド。
マクドナルドのホームページのトップにスマイルクーポンのバナーが
貼られることはこれからもないのだろう、などと思ってしまう理由はここ。

マクドナルドのクーポン配布事情

マクドナルドの紙クーポンの危機?でちらっと書いたが、
やはり気になる今後のマクドナルドのクーポン配布事情。

マクドナルドのクーポン戦略2でこれまたチラッと書いた書いた
日本マクドナルドの原田さんの以前のコメントも思い出される。

マクドナルドの紙クーポン⇒オンライン電子クーポンへの移行推進

マクドナルドの紙クーポンは印刷と配布のコストに加え
マーケティング情報の収集においてもオンラインダウンロードの
クーポン券に劣っていると思われるから当然の成行ではある。
が、ふと配布されたマクドナルドクーポン券を見れば
別の切り口が見えてきた。
(↑だからおいしいマクドナルドの紙クーポンネタw)
マクドナルドの紙クーポンは携帯会員募集の宣伝媒体じゃないか!
前回の記事でも書いたが、クーポン券とはいえ、DMターゲットを
明確にしてきているところもムダ金は使っていないね。
さすがマクドナルド。

マクドナルドの携帯会員は限定クーポンがGetできるところから
お得な会員制度だとは思うが、何にもしなければ今のようには
会員数も増えてはいなかったはず。
毎回のマクドナルドクーポン配布で地道にPRしているのも
マクドナルドのクーポン戦略の1つなのだろう。
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